ロゴユニークポイント招聘公演 + BigWave制作作品



2006年11月10日(金)11日(土)
学習院女子大学やわらぎホール
この秋、ユニークポイントは韓国の劇団をお招きいたします。
韓国現代演劇をひとりでも多くの方にご覧いただきたいと思っています。
(2006/9/30情報公開)
チラシPDF
ご紹介いただくための印刷はご自由にどうぞ。著作権は上演実行委員会が有しています。承諾なしの再利用・ファイル再配布は著作権法に触れますので、ご注意ください。

演劇集団反「くさびを打て」 日本語字幕付公演


作 カン ウンキョン   演出 パク ジャンヨル

タクシ−運転手 = コ クァンジェ  矯導官 =  ウォン ジョンチョル  
ウンジのお父さん = ムン チャンワン  職場の女性 = ソン ギョンソン  
女子大生 = クォン ギテ  白鳥 = キム ジオン 科学の教師 = キム ジウン

学習院女子大学やわらぎホール(東西線早稲田徒歩10分/JR高田馬場徒歩20分)

北門からのご入場となります。

2006年11月10日(金)11日(土) 

10(金) 11(土)
1時
5時
開場は開演の20分前です。

お問い合せ先 042-577-2366(ユニークポイント)/info@uniquepoint.org
予約 TEL+FAX 042-577-2366  email  info@uniquepoint.org

一般2500円/学生1500円/学習院女子大学生1000 円
ご予約されたチケットは、当日受付でのお引き換えとなります。

【主催】 学習院女子大学舞台愛好会 【共催】 演劇集団反/ユニークポイント 
【制作】 Big Wave/金灘日  【制作協力】 atelier SENTIO
【後援】 駐日韓国大使館 韓国文化院/流山児事務所/青年劇場/三百人劇場/タイ二イアリス/劇団池の下/ストアハウス/(社)韓国演劇協会/(社)韓国演出家協会/韓日演劇交流協議会


作品のあらすじ

今年の初めに結成された<自殺クラブ>の会員は33名いたが、これまで26名が生きる意欲を取り戻し、クラブを去っていった。行動予定日である12月の最後の夜、クラブに集まった会員は7名だった。彼らはこの出会いを喜び、お互いの体験と苦痛を分かち合い、人生最後のパーティーを楽しもうとしている。午前零時を待っている誰もが、そのパーティーの目的を口にはしない。自身の生と死の境に立っている彼らの感情は、時には不条理で時には異様で叙情的である反面、決定的だ。午前零時を知らせる鐘の音と同時に、彼らは準備された毒劇物を次々に飲んだが…


作家の作品意図 

私たちは人間として生まれ、喜び、憤り、悲しみ、楽しんだり、あることに感動したり、失望したりする。ある人は、生きることがドラマチックだと思う反面、限りなく疲れてうんざりだと思う人もいる。いろいろな姿がそこにある。
本作『くさびを打て』は、死ではなく、生と生に対する態度を語ろうとする作品だ。「自殺」というモチーフを通じ、人間はなぜ生きなくてはいけないのか、人間は何のために生きるのかという、根本的な質問を観客に投げかける。
誰の人生でも、人生には喜びと苦痛が公平に半々ずつ起きるという。それにもかかわらず、つらいことの方が多いと感じるのは、人間の精神と肉体が、喜びよりも苦痛を敏感に感じ取るからである。
人生を喜びと思うか苦痛と思うか。それは生に対する主体的姿勢を持っているかいないかということだ。私たちは、このような生への意思が揺らがないように、絶え間なく私たちの人生に、くさびを打たなければならない。
そうすれば、その意思は揺らがないものになり、打たなければ絶え間なく揺らぐのである。『くさびを打て』では、そのように揺らぐ霊魂の姿を見せようと思う。なぜならそれが、もっと人間的だと思うからだ。
代表・朴章烈(パクジョンヨル)
1965年ソウル生まれ
ソウル芸術大学演劇科卒業
公演芸術アカデミー劇作評論組第2期修了
1996年演劇集団 反 創立 / 現 代表
恵化洞 1番(回) 3期同人