1999/6

        
 6/29(火)
■昨日、サッカーを見に行って、日本ベンチにアントラーズの柳沢がいない、アレ?どうしたのかなあと思ってはいたが、まさか、あんなことだったとは。昨日は野球がなかったから、スポーツ新聞各紙とも見事なくらいすべて柳沢が一面だった。(学校の職員室には、スポーツ新聞が5紙あった。全部読んだ。休み時間に)
■まあ、いくら代表とはいえ、宿舎を抜け出してデートするなんて、建前は協会もああ言うしかないんだろうけど。個人的には、そのくらいまあいいじゃないかと思っている。
■夜、戯曲賞に応募する原稿をプリントアウト。豚肉を生姜醤油に漬けたものを、焼いて、夕食。ビールがないので、麦茶を飲む。買いに行こうにも、雨がすごい。
 6/28(月)
■昨日、これをアップしてから、ふとTVをつけると、NBAの試合をやっていて、3時過ぎまでだらだら観てしまう。お陰で、学校へ行っても、いまいち調子があがらん。よくないね。しっかり自己管理しなくては。
national■といいつつ、同僚の誘いで、国立競技場にサッカー五輪代表を観に行ってしまった。チケットあまってるとか。もう何か知らんが、すごくいい席だった。前から四列目、日本ベンチのすぐ裏である。アップする選手の顔、ボールの回転、選手の表情、すべて見渡せる。嬉しくて仕方ない。試合は、まあ、勝ったけど・・・内容は・・・
コメント■試合だけじゃなく、練習からずっと客席に座っていると、すぐ目の前で、恐らく中継に挿し込まれるであろうコメント撮りが行なわれていた。ミーハ−で申し訳ないが、左から奥菜恵、セルジオさん、川平慈英。本当はもっとよく見える。奥菜という人はすごく美しい人だなあと思った。
■客席は、サッカーの試合というより、アイドルのコンサートみたいなのりだった。自由席のサポーターは違うんだけど、私のいたSS席には、若い今風の女の人が大勢いて、キャーキャーと選手の名前を呼んでいた。別にいいんだけど、それでも。サッカー見るというより、目の前を通る選手を必死になってカメラに収めていた。
■一方、サッカーを知っている人も面白い。もうみんな監督の気分だ。選手の名前を具体的に挙げて、どうのこうの、戦術について批判したり。
■芝居でもこういうことってある。何か偉そうだなあって思うこと。選手にしてみたら、サッカーの観客だって、かなり偉そうだ。
■とまあ、それなりに楽しんだのだけど、サッカーの試合見るって、すごく疲れるのよね。ずっとボール追っているから、目はもちろん、野外で硬いベンチに座っているもんだから、腰以下下半身がね。これで明日も、調子わりいだろうな。きっと。
 6/27(日)
■昼過ぎまで眠る。途中、台風みたいな雨音でハッとしたが、起きたらただの梅雨空模様。
■煙草を買いに出るついでに、スポーツ新聞を購入。あのタレントの早大初登校の写真が載っている。もう大フィーバー。あんなんで、いいのだろうか。関係者は大変だろう。多分サークルに誘う学生とか出てくるよなあ。何も考えないで。授業中も、そわそわするだろうな。
■雨で中止だと思い込んでいると、何だ、やっているじゃないか。G戦。仕事をしながら横目で見ていると、友達から電話。と、ちょうど話している時に、松井の逆転2ランだったらしい。夜のスポーツニュースで知った。
■とまあ、今週も始まるなあ。
 6/26(土)
■頑張って朝起きて、S高校へ。頑張って2時間授業をする。
zo3■池袋ビックカメラでぶらぶらしていると、何か知らんけど、フェルナンデスの例のアンプ内蔵ギターが置いてある。少し迷ったけど、思わず購入してしまった。しかも赤。何やかんやで、ポイントが随分たまっていたようで、驚くほど安く手に入れることができた。しかも差額は、銀行のキャッシュカードでどうのこうの、J何とかっていうやつ、それで精算。始めて体験してしまった。レジ脇にある機械に、銀行の暗証番号を入力するだけで、金が動くシステムだ。それにしても、なぜビックカメラにギターがあるんだ。
■さっそく、家に帰って、適当にチューニングして、適当に弾いて遊んでいるうちに、こんな時間になってしまった。五輪代表も前半は面白かったけど。G戦は雨で中止。清原離脱がどう影響するか?
 6/25(金)
■GGフェスの総括という意味で、GG事務局の方、および3団体が集まり、反省会。銀座のリクルートの会議室にまず集まって、事務的なこと、舞台ポジの選択、そして事務局の方のヒアリングなどを受け2次会へ。
■某居酒屋の個室が用意され、美味しい料理、飲み放題で、くだらない話しとか、演劇の話しとか。ゴキコン斎藤さん、絶対王様の笹木さんらと話す。事務局の方、ありがとうございました。大変お世話になりました。今後も宜しくお願いします。と、心の中で何度も繰り返す。
■その後、満員電車で新宿まで出て、私と堤さんと二人でじっくり話す。アーリータイムズのロックを2杯飲む。気がつけば、午前3時。給料日、しかも金曜日の夜、小雨の中、必死にタクシーをつかまえて、それぞれ帰宅の途へ。明日は授業があるというのに、眠らずに、まずこうして日記を更新しちゃっている自分がちょっと可愛らしい。と言いつつ、おやすみなさい。
 6/24(木)
■午後、置きっぱなしになっていたプリンターを取りに、ヘヴンリーバンブーへ久し振りに行く。PCにブラインドタッチ練習用のソフトが入っていたので、しばし遊ぶ。始めてやったけど、良く出来たソフトだな。ガンマンとの対決とかね。
■夜、引越しのお知らせの葉書を作り、プリントアウトし、宛名を書き、何人かの知り合いに送る作業。松本人志のビデオを3巻全部見終える。
 6/23(水)
■洗濯したり、掃除したり。贋TOKYOSTYLEをアップ。棚ボタの休日はこうやって過ごすもの。ビデオ見たりとか。
■夕方、何気なくTVを見ていたら、何かの再放送だったみたいだけど、三谷幸喜が英語で外国人のインタビュアーとやり取りしていてびっくりした。
 6/22(火)
■S高校で授業。明日は芸術鑑賞会ということで、授業はない。ちなみに、映画「パッチ・アダムス」を川口のホールで観るらしい。芸術鑑賞会というより、生徒と教師の骨休みって気がする。
■授業では今、確率をやっているのだが、面白い問題に出会った。突然ですが、ここで問題です。

@コインを4回投げて2回表が出る確率はいくつでしょう。
Aまた、6回投げて3回表が出る確率とでは、どちらが高いでしょう。

■あ、ちなみに50%ではありません。念のため。問題を解かれた方は、メールで解答をお送り下さい。抽選で、何か差し上げます。この50%ではないということ、面白いでしょう?生徒に問題集をやらせている間、一人で計算機持ち込んで、計算してしまいました。例えば、10回投げて表が5回出る確率とかね。その試行の回数が多くなればなるほど・・・・・
■ま、とにかくそのお陰で、私は明日から3連休だ。自分の仕事を片付けよう。
 6/21(月)
■S高校で1週間が始まる。
■帰宅するには早いので、目白のマックで本を読みながら時間を潰す。没頭して読んでいたらしい。はっと気付けば、店内はもの凄い人。足早に退散することに。
■そんな月曜日。
 6/20(日)
■せっかくの日曜日なのに、天気がよくない。しかも寒い。
■午後、さてどんなものかと、西池袋の前の家を見にいく。すっかり空き地となっていた。じきに写真を紹介する予定。そんなもの見たくないかもしれないけど。
H■あと、ざっと見渡して変わっていたことと言えば、写真のような、如何わしい自動販売機が新たに設置されていたくらいか。しかし、何でこんなものが、目立つところに堂々と設置されてんだろう。これじゃあ買いたくても人の目が気になって買えないんじゃないか?まあ自分が買うわけではないけど。バンド
■池袋まで、カーテンの生地を買いに歩く。途中芸術劇場の前で、何々いい感じでビートルズの曲ばかり演奏している人達がいる。足を止め、しばし聞き入る。
■写真もいいけど、変なとこに改行はいちゃって、読みにくいなあ、これじゃきっと。
■目白の田中屋でハイネケンを1ダース買い、丸正でキャベツとニラと牛乳を買い、家に戻る。今日の夕食は餃子だぜ。と、何だか生活臭漂う文章になってしまったな、今日は。
 6/19(土)
■S高校で2時間だけ授業をし、修理が終わった携帯を受け取りに池袋へ。そのまま自宅へ戻って、このサイトの表紙をいじくる。あっというまに夜。簡単に食事をしながら、TVで野球を観る。斎藤投手、復活おめでとうございます。
■予備校の時の友達から電話。結婚するとのこと。自分のことのように嬉しい。相手の方とも何度か会ったことあるし。おめでとうございます。結婚式楽しみにしています。
■高校の後輩、村瀬から電話。メール届きましたか?って、届いたよ。こっちもおめでとう。何しろ北海道だもんな。メールが断然経済的だよね。
■と、おめでたいことが重なった、雨の一日であった。
 6/18(金)
■雨、梅雨寒。何なんだこの気温差は。お陰で身体が動かない。一日中、家の中でひっそりと過ごす。
■ビデオで「CUBE」を観る。凄い面白いです。観るべし!
 6/17(木)
解体■朝起きて、洗濯をする。休日だ。天気がよくないので、乾くか心配だったけれど、ビールを飲んでべラダに足を伸ばして音楽を聴いているうちに、すっかり晴れてきた。いい天気だ。
■昨日書いた池袋の家の現状を見にいった。写真もとった。日本人じゃない人が、解体していた。それが何故か悲しい。さよなら、池袋の家。
■その後、池袋で北野武監督、「菊次郎の夏」を観る。客の入っていないこと入ってないこと。情けなくなっちゃうよ。これじゃあ。遊び心いっぱいの映画。とっても好き。それでも途中で席を立つ人が目立った。
■そんな一日。
 6/16(水)
■S高校で授業。生徒会役員の立会い演説会と投票があって、4時間目から2時間だけ。教えてる生徒が会長に立候補していた。しばらく出勤していなかった女性の先生を久し振りに見たので、教室まで向かう途中話しかけた。「どうされたんですか、先週は」「あ、ええ、結婚式でして」「へー」「実家の方で」「あ、もしかして、先生?あはは」「はい」「え?全然知らなかった。本当に?何だ、そうだったのか。何か残念だなあ」と、授業を始める。
■それにしても昨日から急に暑くなった。梅雨はどうなったんだ。もう終わったんだろうか。こんな雨の降らない梅雨でもいいのか。それでかどうか分からないけど、携帯がまた壊れた。これで3度目だ。機種交換しようと思ったけど、補償期間内ということで、再び修理に出す。
■夜、暇だったので、前住んでいた西池袋の家までランニングすることに。転送される前の郵便物も届いているかもしれない。坂を上がり、下れば、もう着いてしまう距離だもの。角を曲がると、どうも様子が変だ。あれ?何か、家の周りがネットで覆われているぞ。げ、解体始まっているよ。
ここで注。前の家は、一軒家で、山手通り拡張のため、私は立ち退きにあったのです。したがって、住人がいなくなった現在、取り壊すしかないってわけ。
■ネットの隅から、思わず中に侵入。すでに、天井がなく、上を見ると空が見える。畳もすべて撤去され、悲しく壁がムキだしになっている。多分、明日一日で、あとかたもなくなるだろう。思わず、見てはいけないものを見てしまったような気がした。8年も住んだ、それも20才から、そんな家が壊されようとしている。何とも象徴的なような気がする。しかし、私はしばらくそこから動けなかった。色んなことが重なって、自然と涙がこぼれて、汗と混ざる。女々しいのではない。決して。自分の家が壊される瞬間って、すごく悲しい。だって、後には、無味な空き地しか残らないのだから。それにしても、虫の知らせがしたわけでもないのに、何で走ってみようと思ったのか、今日に限って。
■明日、朝早く起きて、最後の瞬間を見届けようと思っている。
 6/15(火)
■北野武監督「菊次郎の夏」の撮影ルポ、米澤和幸「ブルーフィルム」を学校で昼休みに読み終える。日本で中々興行収入のあがらなかった北野映画が、欧米で評価されたことにより、ご存知の通りの人気である。始めてその撮影の段取りを文章で、それもかなり詳しく書かれているものを読むと、なるほど、そこに恥ずかしながら自分を少し重ねてしまった。もちろん、他を読んでいないし、簡単に結びつけることは、危険なことだと思っているのだが、感じてしまったのだから仕方ない。説明的なセリフを排し、映像で語る。私の好きなところは、そんなところだ。それを「よく分からなかった」と言う人達に、どう説明していけばいいのだろうか。
■もう一つ、ミーハーな話題が続くが、以前BSで放送されたらしい「松本人志の本当」というものを、知人からビデオを借りて見る。その中で彼が喋っていたことに、思わず膝を叩いて頷いてしまった。あるコントで、彼が急に予定外の小道具をどうしても必要になった。撮影開始を2時間遅らせても、それを用意するスタッフ。「申し訳ないと思うけど、仕方ない」と話す彼。
■「身がわり」において、特に舞台関係、そんなこと言える空気ではなかった。なぜ、あんなに芝居の場当たりとかって、怖いのだろう。なぜ、あんなに威圧的な雰囲気になるのだろう。まさに想像でしかないものが、ようやく立体的になる、その仕上げの段階で、なぜ私が遠慮してしまうのだろう。芝居だから、段取りは変わる。でもそれを、なぜ嫌うのだろう。実は今でも1つだけ、やりたくてやれなかったことがあって、心残りだ。決めた。もっとよく考える。それしか私が生き残る道はないような気がする。他人まかせとは違う。よりよいものをつくっていくには、こういうことって、これまで私が思っていたより、もっともっと大切だった。それに気づいた。
■何か、今日は真面目な文章になっちまった。ゲロゲロ。
 6/14(月)
■昨日はGGフェスの最終日ということで、ヴァンテでのパーティーの後、色々と流れて、結局一睡もせずに、今日の朝を迎えてしまった。そのままS高校へ。休み時間ごとに、机で寝ていると、同僚に、「何か疲れているね」と言われる。疲れているというより、眠いのだ。
■今、授業にならないクラスがあって。今日も、突然二人の生徒が授業の後半、じゃれあって、一人がもう一人に本気で噛みついている。教室を追いまわす。注意もせずに、黙って観察。あれ?ちょっと変だ。どうも噛みついている生徒は、目がちょっと正常じゃあない。テンションが異常である。放課後、去年教えていたという同僚に話すと、やっぱりちょっと・・・という意見。彼の精神的な問題点について意見が一致。二ヶ月たって、やっと見えてきた。
■帰宅後、サッカーまでは起きていようと思ったけど、眠くて眠くて。起きたら、何と、今の時間。とりあえず風呂に入るまで、こうして文章を書いている。
 6/12(土)
■S高校で2時間授業。終了後、すぐに帰宅。というのも、午後にはクーラーと洗濯機が配達されてくるのだ。おお、きたきた。洗濯機は向こうの人がセッティングをやってくれたのだが、クーラー(窓につけるやつ)はセッティングに7000円かかるというので、自分でやることにしてある。が、これがなんとも、完了するまで、2時間はかかってしまった。疲れたぜ。
■五輪代表戦、G−T戦が7時からTVで始まる。それに間に合うようにと、急いで弁当とビールを購入し、一人楽しくディナータイム。
■戯曲賞に応募するため、「身がわり」に加筆中。
 6/11(金)
■昨晩、Gの連勝に気をよくしてか知らないけど、深夜までかかって、やっと「グッド・ウイル・ハンティング」をビデオで観る。何人か、前作「ロールプレイ」を観てくれた人が、名前を出していたので。なるほどね。こういう意味か。
■お陰で、今朝は起きたらもう昼過ぎ。だけど、別に用事があるわけでもない。ゆっくりビールを飲みながら、部屋のレイアウトを考え、整理をし、買い物をし、そんなうちにもうTVで野球が始まる時間になってしまう。当然のように、またビール。ビールばかり飲んでいる一日。Gが勝てばビールも美味い。
■それにしても、梅雨はどうなったんだ。いい天気やん。毎日毎日。
 6/10(木)
PARCO劇場で、「東京原子核クラブ」を観る。招待の話しをいただいて。平日のマチネだからか、楽日なのに客席がとてもさみしかった。 まあ、だから、観る機会に恵まれたわけだけれど。こういうことでもなければ、多分観ることはなかっただろうし。
■夜、部屋の整理。
 6/9(水)
■今日は新任の先生(偶然にも二人とも女性)の研究授業があり、授業は2限で終了。帰ろうと思ったが、家庭科の授業だけ見学することに。配られた資料によれば、16才、高校1年生の男275名の好きな食べ物は、肉、ラーメン、寿司、カレーライスの順番。逆に嫌いなものは、セロリ、トマト、ピーマン、しいたけだそうだ。私はみんな好きだけど。
■何か、授業聞いていたら、カレーが食べたくなり、赤羽駅前でハンバーグカレーを食べる。朝飯も食べてなかったし。朝食は重要だと、今日の授業でも話題になっていた。
■池袋ビックカメラで、クーラー、洗濯機を購入。自宅に戻り、近くのスーパーで、フライパン、スリッパ、洗剤、チッシュなどを購入。あじ寿司が美味しそうだったので、これをつまみつつ、野球観戦。あ、昼カレーで、夜寿司だって。高校生の好きなものと同じじゃないか。そう、実は私も好きだ。カレーも寿司も、もちろん肉だってラーメンだって。変わらないね。
 6/8(火)
■昨日、すっかり梅雨だとか書いたけど、朝からすごく良い天気。目白駅まで歩くだけで、汗が出る。すっかり街も夏模様。
■S高校で今日も5時間こなす。
■帰り、池袋で区役所へ。住所変更の手続き。夜は久し振りにTVで野球観戦。いいところでCM、いいところで放送終了。まったくもって意味なし。これだから衛星放送欲しいんだよな。スカパにしようかな。
 6/7(月)
■S高校で授業を5時間こなす。外は雨。とうとう梅雨の季節到来。
■夕方、池袋の東急ハンズで、風呂に置く椅子などを物色するが、持って帰るのが面倒で、一度買い物かごに入れるものの、再び棚に戻したりして。しかし楽しいな、こういう買い物は。毎日そればかり考えている。
■まあそんな感じで。
 6/6(日)
■昼頃、前の部屋の大家を訪問。鍵を返却。これから後は、取り壊すだけなので、こっちも気が楽。がらんとした部屋をデジカメで撮りまくる。後日公開の予定。
■三軒茶屋にて青年団「海よりも長い夜」を観る。
■夜、前回公演に出演した役者の青木さんと六本木で飲む。彼女が昔にバイトしていた店に案内され、驚くほど安い金で済んだ。おまけにバンドの生演奏つき。いや、楽しかった。青木さん、どうもありがとうございます。また行きましょうね。
■目白駅から心地よい風に吹かれ、自宅まで歩く。また明日は月曜日だ。
 6/5(土)
■S高校で2時間だけ授業。その後、GGフェスの絶対王様を観に、フジタヴァンテへ。開演までの間、代々木のルノアールでアイスカフェオレを飲みながら、生徒から以前300円で購入した「ゴリラーマン」読了。って、これは漫画だ。全19巻。いや、名作だよ。やっぱり。
■で、絶対王様。すごく面白かった。観ていない人は観るべし。明日までやっています。HPも開設されたそうで、これが私と同じプロバイダー。久保田さんが何回か出演されたreset-NのHPも。何か親近感、わくんだよな。ちなみに絶対王様のHPはこちら。終演後、フェスの方と、主宰の方にあいさつして劇場を後にする。
TV■池袋ビックカメラで念願のTVを購入。ビデオデッキは持っているけど今後のことを考えて、シャープの21型テレビデオを買う。最初は目白まで電車でと思ったが、あんまり重いんで、店の前からタクシーに乗ってしまう。運転手さんがいい人で助かった。嫌な顔せず、手伝ってくれた。
■早速配線を施し、スイッチオン。いいですね、ステレオって。ヘッドホンで音声聞いても、両方からちゃんと音が聞こえる。あたりまえだけど。
■夜は飯を食いがてら周辺を散歩。いや、予想以上にいいところだな。それにしても。ビデオ屋も、深夜営業のスーパーも、コンビニも、弁当屋もある。快適な毎日が送れそうじゃないか。
 6/4(金)
newROOM



引越し完了!



■午前中から引越し。朝9時に山路さん、新本さんに来ていただく。すぐに芝居関係のパンチカーペット、釘、箱馬などを新宿のスペース107に運んでもらう。それから今度は、廃棄物を車に満載して夢の島へ捨てにいってもらう。それからやっと、自分の荷物にとりかかる。
■それからは早かった。すべてを夕方5時までに終え、山路さんはCMのオーディションへ、新本さんは一度自宅に帰る。一度って・・・そう、今日のお礼にと焼肉をご馳走する約束なのだ。
■夜7時頃、再び合流。池袋の和牛専門焼肉店へ。3人で、もりもり食う、飲む。9時前に解散。私一人、新居へ池袋からゆっくり歩いて帰る。新しい部屋での始めての更新作業。一応部屋を撮ったけど、まだ電気がないので変だ。これからゆっくり素敵な部屋にしていく予定。
 6/3(木) 
■引越しである。まず今日は部屋の整理の日。いや、驚いた。結構荷物あると思っていたけど、全然なかった。そう、勘違いしていたわけだ。私が荷物と思っていたのは、ほとんど芝居関係のものであった。残ったペンキだとか、パンチカーペットだとか、使った小道具だとか、そういうやつ。押し入れの奥には箱馬まであったもの。そんなものが、芝居の度に増えていき、知らない間に部屋を占拠していたってわけだ。
■引越しを機会にすべて処分することに。というわけで、明日は夢の島だよ。直接持ち込むぜ。
myroom■ここに住んで今年で8年目。大学入学からずっと。小学校に入学したやつは、もう今は中2だ。よくこんなに長く住んだな。まったく。
■明日はいよいよ引越しなわけだけど、今こうして、がらんとした部屋で、こういう文章を書いていると、自然と色んな思い出がよみがえる。いろんな出来事があった。8年は決して短くはなかった。泣いたこともあったと思うし、ラブリーな時間を共有したこともあった。何もかも、この部屋は見てきたかと思うと、途端に何だか寂しくなる。大学1年生、20才の自分は、一体何を考えて、この部屋に帰っていたのだろう。今となっては何も覚えていない。その感覚を忘れてしまっている。記憶など、所詮そんなものだ。本当に些細なことが、毎日淡々と、時間とともに、流れていったのだ。とっても残念だけど、どんな喜びも悲しみも、時間とともに、色褪せていってしまう。それを完璧に残すことなど、できないし、そんなことは必要なことではない。重要なのは、その事実を素直に受け入れることができる、柔軟な心と、安定した精神ではないだろうか。
■風呂がないので、ずっと銭湯へ通っていた。それも今日で最後。さっき、番頭のおじさんに、心の中で別れの挨拶を言ってきた。さらば三立湯。さらば池袋。さらば、この部屋。
 6/2(水)
■S高校で授業。教室に入ると、男の熱気でムッとするぜ。すかさず、かつさりげなく窓を全開にするが(廊下も)、ちょっと寒いです、などという生徒もいる。それはお前、今熟睡してたからだよ。身体が風で冷えてんだよ、とつっこむ。
■駅前の喫茶店で、生徒から300円で買った「ゴリラーマン」を読む。その理由は、帰りの電車、生徒と一緒になるのが嫌だから。といって、学校に残っているのも嫌だし。よって喫茶店であてもなく時間をつぶすことになるってわけ。お気に入りの喫茶店は「tomorrow」。昨日から常連になった。赤羽駅前、「ミスド」の横。店員の女性がはっきり言って好みというのもある。
■夕方、テアトロ新宿で市川準監督大阪物語を観る。いや、いい映画だった。おまけに今日は映画の日ってことで、1000円で観れた。お得だ。
■明日からいよいよ引越しスタート。
 6/1(火)
■S高校で5時間こなす。もう夏みたいだ。教室を風が吹きぬけていく。その流れを感じると、私の心は時間を忘れ、ここではない何処かへ向かう。授業中なのに。ずいぶん仕事にも余裕が出てきたのだと思う。
■新しい部屋の契約は一応今日からなので、鍵を受け取りに大家さんに会いにいく。引越しの段取りとか、気になることを確認。家に戻り、少し片付け始めるが、どうにも眠くてあまり進まない。とにかく気が進まない。引っ越すという現実を脳が受け入れようとしない。困ったものだ。
■とにかくもう一日頑張ろうと思う。