2001/10

 10/31(水)
■明日から修学旅行ということで、二年は1,3,4時間目が修学旅行の「事前指導」、2時間目だけ通常授業という、理解不能な時間割であった。で、その2時間目だけのために登校。勿論、授業など、浮き足だった生徒の前でまともに成立するわけもなく、思い切って自習である。
■どうせなら、1,2,3と事前指導をし、4時間目はさっさと帰せばよいものの、いまだに頭の悪い、非合理がまかり通るのが学校である。これだから、学校は駄目だ。この時代にあって、学校法人ほど一般常識が通用しない企業もめずらしい。
 10/30(火)
■S高校の二年はあさってから沖縄に行く。そう修学旅行である。帰りは一週間後だ。そんな状況で授業をやっても、何もかも忘れて帰ってくるはずだ。覚えている方がおかしい。いや逆に、ぜひ忘れて欲しいとも思う。しかし、そんな状況でも授業をやるのが私の仕事なので、やらねばとも思うが結局駄目だ。のれんに腕押しというか、お互いやる気がないのだから、いいではないか。いっそうのこと、授業なんて全部やめてしまえばいいのに。誰もがそう思っている。
■夜、久し振りにワークショップの稽古を覗く。今は、3グループに別れて、自主運営にしているので、私の出る機会がないのだが、そろそろ見ておかなくては、まずいのであった。全員登場する台本も書くし。
 10/28(日)
■Ortのワークショップに、東京オレンジの横山さん、参上。インプロの序章を20名の参加者で。会場が酸欠になるほど、みな楽しそうで何より。俳優が色々な刺激を受けるのは大変よいことだと思うし、このような機会を与えたり獲得していくのも演出家の役目だよなあ、と思う。
■外は雨。秋も深まってきた。気が付けば、あっという間に冬だろうな。
 10/18(木)
■毎日考えているのは、とりあえず水の中のプールの台本のことである。表紙にあるように、12月にはNEXT~siteの方にも一つ書き下ろす予定なのだけど、ほとんど稽古にも行かず、すっかりまかせっきりだ。水〜のほうは、とりあえず最後まであるのだけれど、どうも納得できず、気持ち悪いので、せっせと書き直しをしている。
■それに今月は、毎週観劇予定がぎっしりあり、夜は出掛けることも多い。
■そんなわけなので、しばらく更新は休みます。10月後半には、再開します。
 10/13(土)
■いろいろあり、ほとんど更新していなかった。
■今月は観なくてはいけない芝居が多く、週末ともなれば、いそいそ観劇に励む毎日である。今日は、THE SHAMPOO HATをスズナリで。情報量をなくした、というより赤堀さんが切った、という方がいいか、非常にシニカルで好きな作品だった。劇作家は書き過ぎてもいかんなあと思う。